いわき合気道稽古会ブログ

福島県いわき市で活動している(公財)合気会登録団体です

片手取り

初心者向けの合気道の型と言えば、片手取りが定番かと思います。

私は、これには意味があると考えています。

・力の抜き方を覚える。

 合気道では、「力を抜く」ということが言われます。
 手は、使いやすい部位なのでどうしても必要以上に使いがちです。
 エネルギーは体幹から、手腕は伝達機関として使う稽古には
 片手取りが最適と考えます。

・「当り」「結び」を覚える

 受けの手の内の「当り」「結び」を感じ、コントロールする感覚を養うにも
 片手取りが最適と考えます。


私のような非力な者が、型を行うには「体遣い」、「当り」、「結び」は必須と考えてますが
漫然と型を繰り返していても、この感覚は身につかないと感じています。


「その型を通して何を身につけるのか」意識して稽古することが肝要と考えます。