2010年に参加した合気道講習会のメモが出てきた
PCを整理していたら、2010年講習会で遠藤征四郎師範の言われた言葉を
書きとめたメモが出てきた。
「型」と「技」は違う 。 型とは合気道を人に伝えるためのひとつの手段である。 合気道を何年、何十年と続ければ誰でも型は覚えられる。 技とはその人個 人のものである。 相手の動き、バランスを感じ取り、お互いをどう生かすか。 関係を保つための小さな動き一つ一つが技である。 「型」を覚えるためだけの稽古に終始してはいけない。
この時、かなり時間をかけて考えて、パターン化した動きをただトレースするような
出力重視(筋力、スピード)の稽古を止めて
入力重視(間、接触感覚、圧力といった感度)の稽古にシフトしました。
すごいと思う先生や同友は、説明されるときの言葉は違いますが
こういった技術を使っているように私には見えます。
その稽古を10年、20年やって、いったいどこに辿り着くのか ・「つよさ」とは何か ・「道」とは何か ・ どういう稽古をしたいのか ・合気道の稽古を通してどうなりたいのか すぐに答えはでないかもしれないけど ・「よくよく検討すべきである」 ・「よくよく考えるべきである」 ・「よくよく稽古すべきである」 ・「よくよく工夫すべきである」
こちらは道半ばというか、先が見えないですねえ。 とにかく今できることを、検討して、稽古して、工夫して、稽古して、一歩ずつ進んでいきたいと思います。
- 作者: 遠藤征四郎
- 出版社/メーカー: 廣済堂出版
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