いわき合気道稽古会ブログ

福島県いわき市で活動している(公財)合気会登録団体です

後取り 型に執着しないこと

後取りを稽古しました。

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今回の稽古内容は次のとおりです。

  • 後両手取り一教
  • 後両手取り呼吸投げ
  • 片手首絞め三教
  • 後両手取り一教

後両手取りの取り方

受けから見た後両手の取り方は、

「取りの片手を落としながら後ろに回り、肩から滑らしてもう一方の手を取って、尾てい骨を蹴る」

と昔教わりました。

また、

「取りの片手を手をかけたときに、取りが逆の手で攻撃。それを避けるために受けが後ろにまわる。」

という説明も最近教えていただきました。

どちらにしても、緊張感を持って取りに行くことは必要なようです。

掴む・離すの主導権

受けが掴む、離すの主導権を持っている状態で、取りが力任せに動かすのはあまり意味がないと考えています。

力みがある状態で、受けに離されたら無防備に背中をさらすことになります。

受けが不安定な状態、手を離しずらい状態にすると、そのあとの動きに余裕が出てくると考えます。

正中線で腕を遣う

毎回説明しているのですが、なかなか定着しないものです。

取りは圧倒的に楽になりますし、受けも違いがわかると思います。

気付いたら少しづつ変化させていただければと思います。

型に執着しないこと

型通り動くということに執着しすぎると、

受けの手が離れかかり、取りの動きが受けに伝わらない

ということが起きがちです。

受けが持ちやすいように持たせて、受けと一体化して一緒に動くことにフォーカスするのも

いい稽古になるのではないでしょうか。

今回も楽しく稽古できました。
ありがとうございます。

iwakiaikido4u.hateblo.jp