後取り 型に執着しないこと
後取りを稽古しました。
今回の稽古内容は次のとおりです。
- 後両手取り一教
- 後両手取り呼吸投げ
- 片手首絞め三教
- 後両手取り一教
後両手取りの取り方
受けから見た後両手の取り方は、
「取りの片手を落としながら後ろに回り、肩から滑らしてもう一方の手を取って、尾てい骨を蹴る」
と昔教わりました。
また、
「取りの片手を手をかけたときに、取りが逆の手で攻撃。それを避けるために受けが後ろにまわる。」
という説明も最近教えていただきました。
どちらにしても、緊張感を持って取りに行くことは必要なようです。
掴む・離すの主導権
受けが掴む、離すの主導権を持っている状態で、取りが力任せに動かすのはあまり意味がないと考えています。
力みがある状態で、受けに離されたら無防備に背中をさらすことになります。
受けが不安定な状態、手を離しずらい状態にすると、そのあとの動きに余裕が出てくると考えます。
正中線で腕を遣う
毎回説明しているのですが、なかなか定着しないものです。
取りは圧倒的に楽になりますし、受けも違いがわかると思います。
気付いたら少しづつ変化させていただければと思います。
型に執着しないこと
型通り動くということに執着しすぎると、
受けの手が離れかかり、取りの動きが受けに伝わらない
ということが起きがちです。
受けが持ちやすいように持たせて、受けと一体化して一緒に動くことにフォーカスするのも
いい稽古になるのではないでしょうか。
今回も楽しく稽古できました。
ありがとうございます。