ブレークスルーを起こしたい
「教える」というのは、何か物を受け渡したり、詰め込んだりすることではない。
指導者の渡す能力が不足しているとか、習う側の受け取る準備ができていないということでもありません。
そもそも、指導者が持ってる「知識や技術」を物のように渡すことはできず
生徒の内側で気付きが起きるよう外部から働きかけることしかできないと考えます。
外部から何か渡すのではなく、生徒の内側にすでにそれがあることに気付いてもらう自己探求のきっかけを作ることしかできない。
従って、
生徒は気付きが起こるような自己探求をしなければ絶対に身につかないですし、
逆に、
指導者は生徒に最適な働きかけを考えていかなければ、よりよい「教える」場を作ることはできない。
と考えます。
稽古会が始まって1年半、参加者のレベルは目に見えて上達しましたが
最近は乗り越えるべき壁が現れているように感じます。
指導者としては、ブレークスルーが起きる気付きのボタンを狙って押したいなあと思っています。
毎回ワクワクで楽しみです。