後ろ技(後ろ片手取り首絞め、後ろ取り)を稽古しました
前回の話ですが後ろ技を稽古しました。
後ろ片手取り首絞め三教
横に移動して首を抜くという説明を聞くこともありますが、基本的に抜くことはできません。
奥襟を取らせて絞めてもらえば分かると思います。
まず、首と受けの腕の間で手を入れて締まらないよう余裕を作ります。
半歩、受けが絞めてる腕側にずれてから真下に落下します。
受けが一歩前に出ると、首が抜けるようになります。
抜くのではなく、抜ける
後ろ技全般ですが、受けに動いてもらって位置関係を変えることが大事と考えています。
後ろ取り呼吸投げ
肩甲骨から指先にかけて大きく動かして、受けと一体化します。
この段階で動ける状態でなければ、引っ張ろうが、振り回そうが、投げることが難しいです。(受けてくれるかもしれませんが)
「投げ」や「固め技」に移行する以前の「つくり」を大事にしたいと考えています。
私たちの稽古では、力任せに投げたり、勢いで投げることを良しとせず、
ゆっくりでも「当たり」「繋がり」「崩し」を大事にしたいと考えています。
この日の稽古は人数が少なかったのですが、
細かいところまで質問が出るような深い稽古ができました。
大変楽しく稽古できました。
ありがとうございます。