痛みの感じ方は個人差がある
某所で固め技の話があったので書いてみました。
二教、三教と言えば、痛い技の代表だと思いますが、
手首が柔らかく痛くない人というのは一定数います。
そういう方を相手に
痛みで受けを動かす
ことをゴール設定してしまうと、痛みの感じ方に個人差があることから
効率的ではないと考えます。
できるだけ腕力を使わないことを目標にしたいので、
痛がらないので、さらに力を込めて(自分が崩れる)というのも避けたいところです。
受けを抑えることをゴールにすれば、
痛みを感じさせるのは必須ではないので、
痛みは別として、受けが崩れ落ちる。
というのを目標にしたいと考えています。
例えば二教(裏)で手首を固めたあと、手首を痛めつけるのではなく
取りの動きを、受けの手首-肘-肩-丹田に通していくイメージです。
一教(表)も同じように、取りの動きを受けの中に通すつもりでやっています。
言うは易しですが、そんなことを考えながら稽古しています。